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2012-12-26

年末年始

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【年末年始】今年もいよいよ数日となりましたが、皆さんにとってどんな一年だったでしょうか。自己記録更新や目標の記録を達成した方、怪我や故障に悩まされた方、振り返ると様々な出来事が頭の中を駆け巡ることでしょう。もちろん、良かった点、悪かった点を反省し、来年に活かしてほしいと思います。

同時に、これまた毎年のことですが、これから年末年始の休日に入ります。ところが、大掃除や忘年会、実家への帰省等々、同じ休日でも他の休日とは違い、かなり慌ただしくなります。一方で年が明けると後半のマラソンシーズンがはじまります。そのため、この年末年始は、後半のマラソンシーズンにとって、とても重要な時期となります。

さて、これまでも何度かこのブログでも取り上げてきましたが、年末年始の走り込みについてあらためて考えてみます。

はじめに、この年末年始に相当する12月24日前後から1月7日前後までの約2週間は、1月末から2月以降のマラソンを目指しているランナーにとっては、欠かすことのできない重要な走り込み期となります。特に、一般的な市民ランナーは、週末集中型のトレーニング方法を実践しているケースが多く、マラソンを目指していく上で休日の走り込みは重要なポイントになっています。

ところが、この年末年始に限って言えば、上記したような行事や予定が入り、いつものように走り込むことが難しくなっていきます。更に、飲食を伴う行事も多く、断ることすら難しいケースも多々見受けます。以上のことから走り込みが不足し、更に暴飲暴食が重なるパターンに陥り易く、マラソンを目標に走り込みを実施していくためには、逆に最悪の時期となり得るリスクを伴うとも言えます。

では、上記したような悪循環に陥らないための注意点をいくつかあげてみます。

◆注意点1).早朝型走り込みの実践:年末年始の予定は昼から夜にかけての行事が多いので、少し早起きをして早朝型の走り込みにシフトする。また、これを機に早朝型を習慣化していく。◆注意点2).LSDを軸にした走り込みの実践:どんな状況でも単独で30k以上の距離走が可能な方は別ですが、年末年始は無理に長距離を走るより、少しのんびりとした気持ちに切り替えて長時間を走るようにしていく。◆注意点3).ラジオを活用した走り込みの実践:元旦から3日までは国内最大級の駅伝中継が続きます。実は上記した以外に、この駅伝中継のために走り込みができなくなるケースもあります。そこで、ラジオ中継を聞きながら走ることができれば、モチベーションアップにもつながります。もちろん、音楽を聞きながら走ることと同様に、周囲への安全を確保した上でのことになりますが。

以上の3つが主な注意点となりますが、大切なことは忙しいことを理由に「走り込みができなかった」と、言うことを回避することが最大の目的となります。そのためには、年末年始を前に、最初から無謀な走り込み計画を組まず、少し気持ちにゆとりを持つことは大切です。

そして、この休日でヒットやホームランに相当する質の高い走り込みを過度に追及せず、休日明けからスムーズに移行するためのバンドに相当する「つなぐために走り込み」を意識することは、ひとつのポイントになると考えます。

最後になりましたが、このブログも皆様方のおかげで、何とか今年も継続することができました。あらためて感謝申し上げます。来年も何とか継続できるよう精進していきますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

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