【高島平ロードレース大会】10月15日(日)、第42回高島平ロードレース大会が東京都板橋区で開催されました。同大会には、私がコーチする市民ランナーたちも多数参加し、自己記録更新に挑みました。
この大会は毎年、10月の第3日曜日に開催されており、箱根駅伝予選会の翌日にあたります。そんな日程の影響もあってか、20kの部には箱根駅伝シード権を獲得している大学の選手も多数参加するので、見ごたえもあります。また、コースは団地内を長方形に1周5kのコースを周回するので、応援する方は何度も選手たちの様子やラップタイムを確認できます。
さて、私がこの大会へ選手を積極的に出場させるようになったのは10年以上前からですが、メイン種目の20kではなく、10kを走らせるようにしてきました。もちろん、10kにこだわる理由は特にありませんが、毎年9月以降はマラソンに向けた30k以上の距離を毎週日曜日に実施しているので、逆にマラソンの距離やペースに近い20kではなく、強い刺激を身体に与えることを目的に10kを走らせてきました。
そのため、毎年1週間前に距離走(30k~40k)を実施し、更にレースまでの間も調整なしでこの10kレースを走り、翌週は再び距離走(30k~40k)を実施していますが、実はこの10kレースで自己新記録やシーズンベスト記録を達成する選手が多いのです。そして、この大会で記録を達成した選手は高い確率で、11月以降のマラソンでも自己記録更新やシーズンベスト記録を達成しています。
専門的な話しは割愛しますが、これまでの経験と実績から走り込み期間中にこの大会の10kを走り、11月下旬から12月上旬のマラソンで記録を狙う流れは、ひとつのトレーニングパターンとして私自身の中では確立しています。そして、今年の大会は、私がコーチする男女の市民ランナーたち17名が10kを走り、自己新記録達成が7名、シーズンベスト記録達成が5名と、今年も一定の成果を残すことができました。
この結果だけから予想すると、11月以降のマラソンでも記録ラッシュが見れそうな予感が…。
しかし、これも毎年のことですが、ここから更に走り込んでいくので、怪我や故障でマラソン前に脱落してしまうランナーもいます。あらためて、気を引き締め、これまで同様に地道な走り込みを継続していきます。
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