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2011-03-31

マラソンシーズン総括・上

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既にご存知のとおり、東日本大震災を境に開催予定だった大きなマラソン大会のほとんどは、開催自粛や中止となりました。そのため、私がコーチする選手たち(市民ランナー)のマラソンシーズンも3月末でひと段落することになりました。

さて、私は1年間を「期分け」し、トレーニングの内容や流れを組み立てています。特に、マラソンをメインに考えている選手に対しては、場当たり的なトレーニングやマラソン大会出場に陥らない様、期分けに沿った流れを重視しております。

従って、私がコーチする選手たちのマラソンシーズン(マラソン期)は、原則として秋から冬となります。もちろん平成22年度のマラソンシーズンも、昨年10月から今年の3月までと設定し、トレーニング計画や目標とするマラソン大会を決定してきました。

また、臨機応変にトレーニング方法や流れを変えていくことも大切ですが、1年間の流れを「期分け」し、同じ流れを何年も継続していくことも大切です。その結果、選手毎の様々なデータや持ち味等々が見えてくることは、私自身が経験から学んだ重要なポイントのひとつです。

では、実際に私がコーチしている選手たち(市民ランナー)のマラソンシーズンを、簡単に振り返ってまとめてみます。

◆平成22年度マラソン出場数(H22年10月~H23年3月):11大会(日本陸連公認大会)。◆延出場選手数:31名(男子7名+女子24名)。◆自己新記録達成回数:14回(男子4回+女子10回)。◆自己新記録達成率≒48%(初マラソン除く)。※初マラソン:2名(男子1名+女子1名)。

以上のような成績を残すことができました。もちろん、選手毎に課題はありますが、出場したマラソンの約半数で自己新記録を達成できた点は、大きな成果です。

次回は、その自己新記録についてもう少し考えていきます。

つづく。

※このブログもおかげ様で、スタートしてから丸3年間継続することができました。平成23年度も引き続きよろしくお願い申し上げます。

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