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四万十川ウルトラ100kマラソン

先日の19日(日)に開催された「四万十ウルトラ100kマラソン」に初めて参加してきました。と、言っても盲人ランナーである福原選手の伴走です。もちろん私一人で全コースを伴走することは不可能なので、後半の約40kを伴走しました。

最近では、フルマラソンを超える距離を走破する100k以上のウルトラマラソンに挑戦するランナーを多く目にするようになりました。また、ひと口に100kと言ってもどんなに速い方でも7時間前後。一般的には10時間を突破すると上級者となり、12時間以内で完走することもかなりの実力者と言われております。しかし、日常生活の中で日々仕事をしている一般的な8時間でも、拘束されるととても長く感じます(笑)。しかも、その8時間以上も動き続けるなんて・・・と、ウルトラマラソンの経験の無い私は、100kに挑戦する方々の気持ちすら理解できるはずもなく、福原選手と共に高知県に到着しました。

当日は、早朝5時30分のスタートです。もちろん外は真っ暗闇です(笑)。私は前半の伴走者Mさんと知人の車でスタート地点に向かい、福原選手のスタートを見届けた後、その車を運転し、60k地点に向かいました。途中、時間もあり過ぎるので、一旦宿泊ホテルに戻り、一人食事をしてから再出発です。

先頭の選手が目の前を通過したのは、スタートしてから4時間以上経った9時40分過ぎでした。初めて見る100kの選手達・・・、意外と元気な上、スピード感がある動きには正直驚きました。さて、福原選手ですが、目標タイムを8時間20分としていたので、私のところに約5時間前後で到着する予定です。時間にして10時30分前後でしたが、なかなか到着しません・・・。

予定より20分以上の遅れで、私が伴走交代しました。タイムこそかなり遅れていましたが、まだまだ元気そうです(笑)。しかし、既にこの時点で目標タイムはおろか、8時間台でのゴールも現実的には、かなり厳しい状況でした。更に、70k地点ではほんとうに苦しくなってきましたが、途中の各エードステーションで水分補給はもちろん、持参していた蜂蜜や塩を摂りながらその都度体力と気力を回復。更に後半は奇跡の盛り返しを見せ、9時間7分台の大幅自己新記録でゴール!

マラソンまでの経験しかない私にとって、今回のレースは全てが新鮮でした。特に、エードステーションでエネルギー源を補給すると本当にペースが戻り、動きが良くなる姿を横で拝見し、あらためて人体の不思議を見た思いがしました(笑)。

そして何より、これだけの素晴らしい大会を支えている地元の方々の暖かい声援や各エードステーションでの暖かいおもてなしが、参加したウルトラランナー達のエネルギー源になっていると、心から感じることができました。あらためて大会関係者各位に対し御礼申し上げると共に、参加された全国の皆様、本当にお疲れ様でした・・・。

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