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2015年マラソンシーズン

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【2015年マラソンシーズン】正月恒例の駅伝観戦も終わり、いよいよマラソンシーズンの後半戦に突入しますが、年末年始は予定どおりの走り込みができたでしょうか?

中にはインフルエンザや風邪で寝込んでしまった方もいたかもしれません。しかし、大切なことは走り込みができなかったことを悔やむより、まずは体調を万全に戻し、これからできることを確実に実行していくことです。

特に、これから概ね3月までのマラソンシーズン後半戦については、焦って自滅してしまうランナーを毎年多く目にします。中でも諸事情により、年末年始に予定どおりの走り込みをできなかったランナーが、慌てて距離走を実施して怪我や故障をしてしまうケースです。

この場合、単に距離を走るだけでなく、意外とスピードも求めてしまうパターンが多く、最初から目標のマラソンペースで走りだしているランナーは多いと感じます。その結果、途中で大きく失速したり、最後まで走りきれないケースも多く、肉体面だけでなく精神的なダメージまで受けてしまうランナーも少なくありません。

では、年末年始をうまく走り込めなかった場合、どのように立て直せばよいのでしょうか?

もちろん、特効薬のようなトレーニング方法やトレーニングパターンがあるなら誰も苦労しませんが、残念ながらそのような方法は存在しません。一方で、年末年始を休んだため、良い意味で疲労が抜けてマラソンの自己記録につながったケースもありますが、計画的と言うより、単なる偶然の場合が多いように感じます。(再現性が低い)

そこで、年末年始後から走り込みを開始する場合の注意点をいくつかあげてみます。(私の経験上)

◆注意点1).最初の距離走や時間走は、ペースを落として予定の距離や時間を確実に走りきる。(体力・気力の確認)◆注意点2).ペースを落とした距離走や時間走を少なくとも2回連続で実施する。(肉体的なゆとり)◆注意点3).「記録第一」のイメージから「まずは完走」に頭を切り替え、自分で自分自身を過度に追い込まないようにする。(精神的なゆとり)

遠まわしに「記録は狙えない」と、言っているようにも感じますが、それは違います。逆に焦って短期間で急激な走り込みやスピード強化を実施した結果、怪我や故障を繰り返す負の連鎖に陥ってしまうケースが多いからです。※特に、走歴1年目のランナーは注意!

今年も「ゆとり」をもって、「地道」に走り込んでいきましょう!

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