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2008-05-01

今日も走る

皆さんは、「なぜ走りだしたのでしょうか?」と、問われたとき、何と答えるでしょうか?単純にダイエットが目的で走りだした方、東京マラソンのテレビを見て影響された方・・・等々、様々なキッカケがあり、どれも走りはじめるには十分な動機付けと・・・。

次に、「なぜ走り続けているのでしょうか?」と、問われたとき、何と答えるでしょうか?体重が落ちてきた、目標の記録を達成した、○○さんに勝てた・・・等々、これも各人が様々な成功体験を通じ、ランニングの楽しさを知ったから・・・。

では、走っている方を世間の人たち(?)は、どう見ているのでしょうか?

私が、社会人になり、市民ランナーとしてひとりで走り続けていた20年ほど前の話です。当時も雨が降ろうが、真夏の炎天下であろうが、走り続けていました。しかし、そんな中で走っている私に対し、「信じられない!」とか「他にすることがないのか!」・・・等々、走っていることを否定的に見たり、意見したりする方が圧倒的に多かったと記憶しています。ところが、最近では当時と全く同じように走っていても、「凄いね!」とか「頑張れ!」・・・等々、走っていることを肯定的に見たり、意見する方が大幅に増加したと感じます。

更にもう少し見方をかえ、自分が車を運転中だったり、バス等に乗っていた時、歩道を少し小太りな50歳前後の男性が走っていたとします。しかもキレイな走り方でなく、服装もまるで息子さんが着ていた体操服のような感じです。さて、皆さんはどう感じるでしょうか?

全く運動経験のない方なら、「私も何かはじめないと」と、自分のお腹を触ったりしないでしょうか?また、同じランナーなら、「私ももっと頑張ろう」と、食い入るようにその姿を目で追わないでしょうか?

時代はかわり、走ることは、誰でもいつでも簡単にはじめることができるスポーツであるのと同時に、周りの方々から「尊敬」される数少ないスポーツに成熟した証拠ではないでしょうか。それも単に速いとか強いとかでなく、どんな方でも走りだした瞬間から、そう評価されるのです。(もちろん、安田個人の意見です。)

と、言うことで、GWの後半は、自信を持って人目の多い街中にも走って行きましょう!

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