【秋の走り込み・2】今回から11月から12月のマラソンを目標にした走り込みを考えていきます。もちろん、来年1月以降のマラソンに向けた走り込みとしても問題ありません。
また、毎回話していることですが、マラソントレーニングに絶対はありません。皆様の顔や身体がそれぞれ違うように、トレーニング方法やトレーニングパターンも様々であるのが当然であり、逆にこれからこのブログで考えていくトレーニングを参考に独自のトレーニング方法やトレーニングパターンを構築してほしいと願っております。
では、はじめにこの9月の位置づけを考えます。多くのランナーは、7月から8月の暑い夏を何とか乗り切ってきましたが、夏の走り込みが直ちに成果として現れる訳ではありません。逆に、暑い中で走り込んできた疲労が出てくるのが9月でもあり、思うような走りができずに焦ってくることも意外と多いのです。
特に、故障や怪我と言うより、9月に入ると身体のだるさや疲労感を訴えるランナーも多く、このような症状を感じたら内科の病院で血液検査を勧めます。なぜなら貧血と診断されることが多いからです。
と、言いながら貧血は、それ自体が改善されれば一気に走れるようにもなります。貧血と診断された場合は、内科の先生と相談して鉄剤等を処方してもらうようにしましょう。焦ったり、落ち込む必要はありませんので。
このように9月は疲労も出やすい時期でもあり、残暑も厳しい季節です。しかし、そろそろマラソンに向けた距離走やペース走を取り入れていく時期でもあります。そのため、多くのランナーが9月に入ると、30kや40kと言った距離走を取り入れていきます。かくいう私自身も、自分が主宰する富津練習会において30k以上の距離走を開始していきます。
もちろん、過去に開催した9月実施の富津練習会においては、厳しい残暑に何度も遭遇し、苦い経験も多く重ねてきました。これらの経験を振り返り、9月の距離走やペース走について具体的な設定タイムや対応策を考えていきます。
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