- 2024-05-04 (土) 5:42
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【2024春を走る・9】今年もGWに突入しました。そして、今年のGWも長野県上田市の菅平高原において強化合宿を実施しております。
今年の菅平高原は、ラグビーやサッカー選手たちの姿も多くなり、コロナ以前の活気が戻りつつあります。もちろん、長距離選手が走っている姿も多く、GW中の菅平高原は実業団選手の姿を多く目にします。
さて、前回のブログでも記載したとおり、パリパラに日本のブラインドマラソン選手を派遣できるか否かも不明な状況です。と、言いながら至極当然のことですが、パリパラに出場することを前提に強化を進めていきます。
そして、そのパリパラのマラソンは、9月8日の実施予定です。日程を逆算していくと、6月から本格的な走り込みに入り、真夏に突入する7月から8月にかけての走り込みがカギになります。
もちろん、パリパラに向けた6月からの走り込みは、ここ菅平高原からスタートします。今回の菅平合宿は、本格的な走り込みに入る前の足慣らし的な意味合いもあります。また、どの選手も先月の「かすみがうらマラソン大会」を走っており、その回復状況を確認することも重要な目的になります。
前回の東京パラのマラソンに向けても、6月から本格的な走り込みに入り、そのスタートも菅平高原でした。そして、7月から8月は北海道で走り込み、最後は千葉県富津市で調整と暑熱順化を実施し、選手村に入村しました(女子は金メダル、男子は銅メダルを獲得)。
今回のパリパラに向けた流れも、その実績をベースに計画していきます。また、東京パラのマラソンコースは後半に上り坂が続く「難コース」でした。しかし、今回のパリパラのマラソンコースを視察した結果、その東京パラを上回る「超難コース」であることを確認しました。
したがって、東京パラ以上にスピードよりもスタミナが要求されます。そしてさらに、石畳に耐え得る強靭な脚力も必須であり、その超難コースでのメダル争いとなります。しかし、それはチームジャパンの選手たちが最も得意とするコースとも言えます。
ますは、今回の菅平合宿を良い流れで乗り切り、6月からの本格的な走り込みにつなげていきます。
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