- 2017-07-07 (金) 13:18
- スピードトレーニング | トレーニング計画
【スピード養成期・14】ここまでトラックレースを積極的に走る3つの理由について考えてきました。
もちろん、それ以外にもトラックレースのメリットはあります。同時に、実際のトラックレースを通じて体感することは、ランナー毎にそれぞれです。要はロードレースのマラソンと違う点を体得することで、逆にマラソンを攻略するきっかけにつながれば良いのです。
さて、トラックレースを積極的に走る3つの理由以外のメリットとして、もう1つあげておきます。それは、ビデオ撮影が容易である点です。もちろん、自分自身で走りながら撮影することはできないので、ランニング仲間や家族等にお願いし、スタンド等から自分自身が走る姿を撮影してもらいます。
ロードレースでもビデオ撮影は可能ですが、沿道から撮影したとしても目の前を通り過ぎてしまうと、それ以上の撮影は困難になってしまいます。しかし、トラックレースは1周400mのトラックを周回するので、スタンド等の1ヵ所から全てを撮影することが可能です。
そうやって撮影したビデオを振り返ることで、自分自身のランニングフォームやラップタイム等を正確に解析することが可能になります。これは、ロードレースではとても難しい作業ですが、トラックレースにおいては誰でも簡単に実施することが可能です。
更に、同じトラックレースで走った自分より速いランナーのランニングフォームやラップタイムの解析も可能になるので、自分自身の良い点や悪い点を他のランナーと対比しながら振り返ることもできます。
市民ランナーの多くは自分自身が走っている姿を自分自身で見た経験が少ないので、とても参考になると思います。と、言うより、自分自身の走っている姿を見て「この変なフォームのランナーは誰?」と、衝撃を受ける方も意外と多かったりもします…。
是非ともトラックレースに出場する際は、ビデオ撮影もセットで挑むようにしましょう。
- Newer: 北海道合宿
- Older: スピード養成期・13
Comments:0
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- http://blog-yasuda.main.jp/wp-trackback.php?p=5446
- Listed below are links to weblogs that reference
- スピード養成期・14 from 安田享平のランニングライフ