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新・富津合宿

【新・富津合宿】6月30日(土)から2日間の日程で、関東パラ陸上競技選手権大会が東京都町田市において開催されます。今年の同大会は10月に開催されるアジアパラの日本代表選考にも関係する重要な位置付けとなります。

その大会に出場する選手の調整と、8月の北海道マラソンに向けた走り込みを目的とした強化合宿を千葉県富津市において実施しました。日程は、6月22日(金)から6月25日(月)までの3泊4日。

お世話になった宿舎は「ナカヤマイン」になります。聞きなれない名前ですが、今年3月一杯で閉館した富津岬荘から移転した宿舎になります。もちろん、女将さんはじめ従業員の皆様は同じです。

宿舎場所は富津公園内から移転し、富津公園入口交差点から木更津よりに約400mほど戻った道路に面した場所なので、トレーニング環境も全く変わることなく問題ありません。また、宿舎内の環境も視覚障がい選手たちが直ぐに慣れることができたので、旧富津岬荘以上に快適な環境になっております。

さて、今回の強化合宿ですが、スピードを極端に重視する訳でもなく、逆に距離を多く走る訳でもなく、トラック組もマラソン組にとってもほどよい強度と量にしました。また、これから夏に向けても、秋から冬と同じ設定タイムで同じ本数や距離を走ることは危険です。

なぜなら、冬と同じ設定タイムで同じ本数や距離を走っても、夏は気温の上昇と共に心拍数も上がるので、身体に掛かる負荷や強度も上がるからです。このため、暑い中でのトレーニングは、強度や量を考えないと危険です。まさに、そのさじ加減が本当に難しくなります。

特に、夏にレースを控えていて、それに向けた調整は「何をどの程度実施するのか」の判断は、困難を極めると言っても過言ではありません。もちろん、今回の合宿もその点に神経を使いましたが、「実際にレースの結果を見てみないと何とも言えない」と言うのが本音でしょうか。

無責任な言い方になりますが、夏のマラソンはもちろん、夏のレースに向けた調整やそのための体調管理は何度経験しても難しいのです。まずは「やり過ぎない」が暑さ対策の第一歩になります。

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