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レース対策・2

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今回から10k以下のレースにおいて、オーバーペース防止対策の具体的な方法を、ハード面とソフト面の両方から考えていきます。

はじめに、オーバーペースを少し専門的に説明すると、「目標タイムより速いペースでスタートすることにより、早い段階で血液中に疲労物質である乳酸がたまり、同時に体内に蓄えていたグリコーゲンも一気に枯渇・・・云々」と、とても難しい話になっていきます(汗)。

もう少し、簡単に言うと、スタートから目標タイムより速いペースで走りだすと、早い段階でスピードが急激に落ち込み、どんなに頑張ってもペースを戻すことが出来ない状態になります。更に、手足が軽い酸欠のような状態となり、しびれるような感覚を伴うときもあります。そして、残念ながらゴールが近くなるほど更にペースダウンしていき、究極のビルドダウンとなってしまいます(涙)。

・・・と、わかり易く言えばこんな状態でしょうか。そして、初心者の人からベテランの人も含め、ほとんどの人たちが上記のことを体験していると思いますが、いかがでしょうか?

そこで最も一般的なハード面の防止策を紹介します。それは、自分自身の目標タイムを1k毎のペースに換算し、そのペースを守っていく方法です。例として、10kの目標タイムが50分00秒の人なら1kあたりの目標タイムは5分00秒となります。そして、1k地点を通過したタイムを確認し、走っているペースを微調整するのです。これは、ほとんどの人たちが実行している方法ですね(笑)。

ところが、自分の目標とする設定ペースが覚え易いタイムなら問題ありませんが、5分23秒と言うように覚えにくいケースも多々あります。この場合、リストバンドのようなものに設定ペースを記入し、直接腕に付けて走ったり、ランニング専用の腕時計に内蔵されているアラーム機能を活用したりと、それに対応する便利なグッズも数多く市販されています。是非とも利用して下さい。

しかし、この防止策には大きな問題点があります。それは、日本陸連公認コースなら距離表示が1k地点から必ず設置してありますが、一般的な市民マラソン大会については、その距離表示すら無い大会も少なくありません。つまり、最初から距離表示を目安にスタートしても、その距離表示が設置して無かった場合は、オーバーペース対策の対応ができなくなるのです。

また、距離表示を見ながら1k地点でオーバーペースを確認できたとしても、10k以下のレースでは既に手遅れになっているケースがほとんどです。このように、距離表示を目安に通過タイムを確認しながら走る方法だけでは、オーバーペースを完全に防止することは難しいと言えるでしょう。

更に、別の言い方をすれば、オーバーペースを防止していくのに、ハード面の対策だけでは不十分であるとも言えます。

次回は、ソフト面からの対策を考えていきます。

つづく。

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