- 2023-02-01 (水) 19:56
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【冬を走る・10】先日の1月29日は大阪国際女子マラソン大会が開催され、富津合同練習会で切磋琢磨してきた仲間たちも多数出場しました。また、同大会の参加資格は、マラソンなら「3時間7分以内」と、出場すること自体も難しい大会のひとつですが、今年から関門も厳しくなりました。
具体的には、スタートして最初の6k地点が26分以内に引き上げられました。詳細は割愛しますが、6kの関門通過ペースでゴールすると、3時間2分台となり、参加資格以上のハードルが大会当日に設定されることになったのです。
かくいう私も大会当日は現地にて応援しましたが、コンディションも公式発表以上に冷たい風が強く吹き、特にレース終盤になるほど女性ランナーたちの体力と気力を奪っていったのも確かです。このように、前述した厳しくなった関門とも重なり、少なくとも富津合同練習会のメンバーたちは大苦戦しました。
また、今大会の完走率は80%を下回っていました(安田の計算)。もちろん、過去の公式データを詳細に確認していませんが、完走率だけの数字で判断すると、今回は相当厳しい条件がそろった大会だったとも言えます。
そんな中、果敢に記録へ挑戦したにも関わらず、ゴールタイムが目標タイムと大きく乖離したり、途中棄権に終わった方も多かったと推察します。しかし、今大会に関しては、その厳しい諸条件も加味した上で不必要な落ち込みをしないことが大切です。
実は、レース後の振り返りをすると、悪かった点ばかり列記する方が多いと感じます。そのため、そもそも悪かった点と言うよりも、自身で克服していくこと自体が難しい課題だったりするため、常に同じことを繰り返す要因になっている方が多いとも感じます。
今回のマラソンは、不本意ながら後半失速したり、途中棄権に終わったとしても、自分自身の「良かった点(健闘した点)」にフォーカスし、次回以降に活かしていく姿勢は必須です。繰り返しになりますが、満足な結果が残せなかった方ほど、不必要に落ち込まないで下さい……。
さて、今週末は伝統の別府大分毎日マラソン大会が開催されます。出場される皆様方の快走を心より祈念いたします。
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