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トレーニング計画・16

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今回から大きく3つのグループにわけた通勤ランを、グループ毎に考えていきます。

◆グループ1).自宅及び最寄駅やバス停等から職場までの距離が、5k程度以下(30分以内)の通勤ラン。

こんなに職場が近いケースは、ほとんどの場合、都会に住んでいる方より、どちらかと言えば地方の方にあてはまると勝手に思っていますが、いかがでしょうか?・・・と、かくいう私が、まさにこのケースでした(笑)。

私の場合、自宅から職場までは、約3k程度の距離でした。ゆっくりジョギングペースで走っても20分程度です。こんな近くては、トレーニング効果がないのではと、思ってしまうのですが・・・。

実は、当時のベースとなっていたトレーニングが、20k走だったので、帰宅時の3kはちょうど良いウォーミングアップにもなっていたのです。それは、3交代勤務(夜勤有)をしていた私にとっては、時間の節約にもなり、まさに一石二鳥でした。また、職場までの往復は、たったの6k程度でしたが、1ヶ月で20日間出勤したとして、6k×20日で120kとなります。更に、1年間継続すると、120k×12ヶ月で1440kに積みあがります。もちろん身体への負担も少なくてすみます。

このように、片道5k程度以下の通勤ランは、仕事が多忙な方から初心者の方まで手軽に実施することができ、無理なく継続することが可能です。また、不意な残業で退社時間が遅くなったとしても、距離が短いので走って帰宅することも十分可能です。

マラソンを目指した走り込みを開始すると、ペース走やインターバルトレーニングの距離や本数を増加することばかりにこだわる傾向が強くなります。しかし、片道5k以下の通勤ランを日々の生活にプラスするだけで、上記のように身体に大きな負担をかけることなく、走行距離を無理なく増やすことが可能となります。

実際に私は、片道3kの通勤ランを毎日実施し、なおかつ3交代勤務をしながらのトレーニングでした。更にそのころは、ペース走も30kまでしか実施していません。しかし、マラソンの記録は、2時間21分まで短縮することができました。これは、短い通勤ランをどんな天候でも欠かさず継続した成果だったと、今更ながら強く思います。

どんなレベルの方でも手軽に実施可能な、「片道5k程度以下の通勤ラン」を是非とも試して下さい。

つづく。

※ブルックスシューズ・ブログモニターにたくさんのご応募ありがとうございました。厳正なる審査のもとに選出させていただきます。

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