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トレーニング計画・18

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◆グループ3).自宅及び最寄駅やバス停から職場までの距離が、10kをこえる(60分をこえる)通勤ラン。

これだけ長い距離でも通勤ランをコンスタントに継続できる方は、かなりのレベルに達していると思われますが・・・。

しかし、更にもう少し細かくわけ、15k程度以下の通勤ランなら頑張れば何とか継続できそうな気もします・・・。ところが、片道20kをこえてくると、日々の通勤ランとしては負担が大き過ぎて、継続していくことが困難になってくる可能性が高くなります。と言いながらその分、平日に20kをこえる距離走を取り入れることも同様に、ほとんどの方にとって、かなり困難であることは確かです。

そんな状況もあって、休日にまとめて長い距離を走る方は意外と多く、トレーニング方法としても一般的です。しかし、もしも平日に20kをこえる距離走を取り入れることが可能なら、休日集中型トレーニングによる身体への負担も分散することができ、故障防止にもなるはずです。

そこで、今回のように10kをこえる通勤ランを、何とかうまく活用してみてはいかがでしょうか?

そのための具体的な注意点をあげると、◆注意1).週に1回から10日に1回、更に月に数回と予め実施する日を決める。◆注意2).実施する日に私用も含め、他の予定とバッティングしないように調整する。◆注意3).距離が長いので通勤時より帰宅時に実施するようにする。◆注意4).ランニング時の荷物を必要最低限にし、可能な限り身軽なスタイルで走る。◆注意5).ランニング中のトラブルに備え、コンビニの場所や自宅までの交通機関の確認をしておく。◆注意6).給水に必要な自動販売機の設置場所を確認しておく。

かなり前の話になりますが、実際に私の知人で、マラソンに向けた40k走は、全てこの平日の通勤ラン(帰宅時)のみでカバーし、当時の福岡国際マラソンや東京国際マラソン等に連続出場していた方もいました。つまり、自宅から職場が遠いからと言って、通勤ランを簡単にあきらめる必要はないのです。

さて、ここまで通勤ランを大きく3つのグループにわけ、それぞれの通勤ランについて考えてきました。大切なことは、自宅と職場との距離が近すぎるとか遠すぎると言って、最初から通勤ランができないとか、難しいと決めつけないことです。そして、何が可能で何が難しいのかを洗い出し、自分の生活スタイルに合ったパターンを見つけることです。

誰でも毎日の日課となっている何気ない通勤・・・。この当たり前の行動をランニングとうまくミックスさせることができたなら、皆さんのランニングライフは、一段と充実していくことでしょう。

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