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冬を走る・12

【冬を走る・12】1月後半から本格的なマラソンシーズンに入っていますが、多くの方がこの時期のマラソン大会に一度は出場したと思います。中にはほぼ週末ごとにマラソンを走った方もいたことでしょう。

また、ここでマラソンを1本走ったあと、一旦仕切り直して3月上旬からのマラソン大会に備える方も多いと思います。実は、富津合同マラソン練習会のメンバーたちもこのパターンで調整している方が多い。

このブログでもマラソンの連戦については、「それぞれのトレーニング方法などによって可もなく不可もなく」と言ったような話をしました。そもそも週末ごとにマラソンを走ることを単に連戦と呼ぶのか?あるいは、ひと月ごとにマラソンを走ることも連戦と呼ぶのか?少なくとも連戦と呼んでいる正確な定義は存在しません。

つまり、連戦か否かは個々の主観で決めることであり、走っている本人が苦痛を感じていなければ、週末ごとにマラソンを走っても連戦とは言えないのでしょう……。

さて、ここまでくどい話になりましたが、実はマラソンを連続で走っていると、肉体面より精神面のスタミナが枯渇してくるケースが多いと感じます。いわゆる「燃え尽きる」と言った表現になるでしょうか。

一般的にマラソンはスタートした後、ゴールが近づくにしたがって体はきつくなっていきます。また、走っている距離と時間がとても長いのですが、その分ペースはゆとりがあるので、様々なことを頭の中で考えたり感じたりするゆとりがあります(いわゆる無我夢中や無心になりにくい)。

そのため、特に30k以降の苦しみや苦痛は記憶にも刻まれやすく、最終的には肉体面以上に精神的なダメージの方が蓄積されていくと考えます。そして、マラソンの経験を積むほど、マラソンがうまく走れてくる半面、後半の苦しみや苦痛の記憶も確実に蓄積され、ある時点でオーバーフローするケースもあります。

そうなると、マラソンに挑戦しようとする意欲も減退し、走ることも厳しい状況に陥っていく可能性も高まります。もしも、そのような感覚を持ったなら、3月のマラソンを回避し、一度リフレッシュするのが良いと思います(月並みですが)。

そして、いつも走っているマラソン大会を今回は応援側にまわり、仲間の力走を応援することは、最高の気分転換にもなることでしょう……。

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