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2023秋を走る・12

【2023秋を走る・12】先日の19日は、神戸マラソン大会が開催されました。しかし、大会前日は雨が降り、風も強く、大会当日も厳しいコンディションになる予報が出されていました。果たして大会当日は、最も懸念されていた風も穏やかにおさまり、逆に絶好のマラソン日和となりました。

また、同大会もコロナ禍の影響を受け、様々な規制を設けながら何とか開催してきました。しかし、今大会からは、沿道での応援なども通常の状態に戻し、神戸マラソン大会に相応しい開催となりました。そして、ゲストには田中希実選手もかけ付け、大会を盛り上げていました。

その神戸は、1995年1月17日に神戸淡路大震災があり、未曽有の被害をもたらしました。また、大震災当時は、私も現役選手でした。実は、その大震災2日前に、今は中止となった当時の「朝日駅伝(福岡県・博多~小倉:約100k/7区間)」を走り、17日は福岡から千葉へ帰る日でした……。

そんな大震災から神戸は見事に復興し、素晴らしい神戸マラソン大会を開催しております。あらためて、ご尽力されてきた大会関係の皆様方に厚く御礼申し上げます。

そして、同大会には上記した田中希実選手以外にも地元にゆかりのある方々もゲスト参加していました。その中には、私が現役時代たいへんお世話になった渋谷俊浩さんの姿もありました。当時は、千葉県で実業団選手として福岡国際マラソンやびわ湖毎日マラソンで優勝するなど、数々の実績を残された方です。

現在は、びわこ成蹊スポーツ大学教授として教鞭をとっております。そんな渋谷さんと久々に再会しましたが、当時と変わりなく、気さくに話をしてくれました。また、今もランニングを継続しており、見た目の体型も現役当時のままでした。今回の神戸マラソン大会で最も刺激を受けたのは、渋谷さんにお会いできたことでしょうか。

このように、選手に帯同して各地のマラソン大会にいくと、なつかしい方々と再会できることは楽しみのひとつとなりました。同時に、再会できた方々が、いまもマラソン大会に参加し、元気に快走している姿は、私にとっても大きな刺激になっています。

もちろん「次回大会は私も一緒に走ろう!」とは、まだ思いませんが……。しかし、「走っている人は輝いている!」と、現役時代も聞いていた話を、今は納得して理解できるようになりました。

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