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ランニング雑感 Archive

復興へ・・・

去る3月11日に「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。まずは、被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々、ご遺族の方々には心よりお悔み申し上げます。

私が住んでいる千葉県君津市でもこれまで経験したことのない大きな揺れを体験しました。しかし、幸いなことに大きな被害はなく、私のランニング関係者や職場と職場の方々も全員が無事でした。また、マラソン練習会の会場としてお世話になっている千葉県富津公園も無事でした。

一方、各地で開催予定されていた各種マラソン大会の中止も相次ぎ、事態の大きさが伺えます。特に、世界選手権マラソンの最終選考レースに指定されていた「名古屋国際女子マラソン大会」の中止は、様々な意味で陸上界に大きな衝撃を与えました。

この大会には、私が直接コーチする3名の女子選手(市民ランナー)も出走予定でした。しかも3選手とも仕上がりは順調だっただけに、正直なところ悔やまれます。しかし、次のマラソンでは、被災された方々に勇気と希望を与える快走を期待しています。

さて、今回のような大きな災害の報道に接する度に、何もできない自分自身の無力さを感じます・・・。この様な気持ちは、多くの方々が感じていることと思います。

しかし、善意ばかりの気持ちで現地に赴いたり、根拠のない風評を含め、情報過多になることは、逆に事態を混乱させる原因にもつながっていくと考えます。今は、正確な情報や指示に従い、敏速かつ正確な行動をとることと、何より節電することが、被災した方々に対する支援の第一歩と・・・。

また、ランニングが可能な方は、単に自粛するのでなく、可能な範囲で確実にトレーニングを継続してほしいと思います。

「こんな非常事態時にランニングとは・・・」と、言う方々もいるかもしれません。しかし、その姿に「勇気と希望」を感じる方々も確実にいます。そして何より、自分自身の健康な身体と精神を保つことにもつながります。

最後になりましたが、一刻も早く、ひとりでも多くの命が助かることと、一日も早い復興を心より祈念いたいます。

継続は力なり

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新年明けましておめでとうございます。本年もこのブログ共々よろしくお願い申し上げます。

ところで年末年始は、予定どおりのトレーニングが実施できたでしょうか?予定どおりにトレーニングを消化できた人、残念ながらそうでなかった人も、それぞれの目標に向かって地道な走り込みを今年も継続してほしいと思います。

月並みな言い方ですが、「継続は力なり」です。

さて、正月恒例の「ニューイヤー駅伝」、「箱根駅伝」と、テレビの前にクギ付けとなった人も多かったのではと思います。かくいう私もまさにそうでした・・・。そして、どちらの駅伝も、フルマラソン以上の長丁場をライバルチームと激しく競い合い、その間、何度も抜いたり離されたりを繰り返しながらのデットヒートでした。

そんな中、今年の大会は駅伝史上かつてない僅差の戦いとなりました。観戦している私たちはともかく、タスキを付けて勝負している各選手や、監督をはじめとする関係者方は、かつてない緊張感の中での激しい戦いだったに違いありません。至極当然のことですが、たったの「1秒」でも勝ち負けが決まります。その結果、天国と地獄ほどの違いが待ち受けます。特に、今年の駅伝はその傾向がより強かったと感じました・・・。

そして、そんな駅伝観戦の後は、どんな人でも頑張る気持になります。特に、今月末から2月のマラソンを目指しているランナーにとっては、これ以上ない刺激になったことでしょう。

ところが、マラソンは駅伝と違い、たったのひとりで最後まで走り抜かなくてはいけません。そのため、駅伝選手のように前半からトップスピードで押し切るような走りでは、ゴールにたどりつけません。同時に、駅伝では無理して予定より速いスピードで通過した記録を、前半(前区間)での「貯金」と言いますが、マラソンの場合、前半の無理は必ず後半の「借金(失速)」となります。

また、仲間とチームのために前半から積極的に走る駅伝と違い、30k以降のためにゆとりを持って後半まで体力を温存しながら走るのがマラソンです。もちろん個人差はありますが、マラソンは駅伝と違い、前半から飛ばしていった人は、かなりの確率で後半失速します。少なくとも私自身は、この失敗パターンを数多く目にしてきました。

この点は、コーチとして肝に銘じ、今年も地道に堅実なトレーニングと練習会を継続していきます。

駅伝&マラソン

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12月5日(日)は、全国各地でマラソン大会や駅伝大会が数多く開催されました。私がコーチする選手(市民ランナー)やクラブチームも各種大会に参戦しました。

奈良県で開催された「第1回奈良マラソン大会」には、女子選手1名が招待選手として参戦しました。彼女は、出産後に走力をアップしてきた選手です。もちろん、日々のトレーニングも子育てをしながらの走り込みとなります。そのため、早朝の走り込みがメインとなり、特に週末の距離走は早朝6時前からのスタートとなります。しかも相手のいない単独走です。そんな彼女の地道な努力が実を結び、今大会では3位入賞の好成績をおさめることができました。

実は、前週の「第30回つくばマラソン大会」で2位に入った女子選手もママさんランナーです。そして、同じく出産後に力を付けてきました。もちろん、日々のトレーニングも早朝がメインとなりますが、彼女は毎日早朝3時からのトレーニングを何年も継続しています。

そんな彼女たちの地道な努力に接していると、「マラソンで結果が出て当然」と納得することができます。そして、コーチである私の方が教えられることばかりで、感謝の気持ちでいっぱいになります。

また、「第72回奥多摩渓谷駅伝競走大会」は、東京都青梅市で開催されました。この駅伝大会は、国内では箱根駅伝に次ぐ歴史を誇っております。そんな伝統ある駅伝大会に今年は、男子チームも久々に参戦することができました。

結果は、女子チームは3区間全てで区間賞を獲得し、2年ぶり3回目の優勝をはたすことができました。また、男子チームも目標の6位を上回る5位入賞と、こちらも力を出し切る結果を残すことができました。※3名の女子選手は、先日の「大田原マラソン大会」か「つくばマラソン大会」で、フルマラソンを走った後の駅伝です。

さて、よく人生をマラソンに例えますが、実は人生により近いのは「駅伝」と、私は感じます。個人競技であるマラソンは、途中で止めることができます。また、自由気ままに走ることもできます。しかし、駅伝は仲間の運んできたタスキを受け継ぎ、次の走者に渡す責任があります。つまり、チームや仲間のために、自分に与えられた役割を最後まで全うしなくてはいけないのです。同時に、自分自身の判断で、途中で投げ出したり、諦めたりすることもできないのです。

それは、まさに人生そのものではないでしょうか・・・。

そして、駅伝を通じてつちかった粘り強さや忍耐力は、必ずマラソンにつながると、私は確信しております。

新年度へ!

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早いもので平成21年度も終わろうとしています。それを陸上競技的?に言うと、マラソン&ロードレースシーズンもひと段落し、4月からはトラックシーズンの開幕です。また、何かと移動の多い季節でもあり、これまでの生活&練習環境が大きく変わる人もいることでしょう。

そんな年度末ですが12月の年末同様、新たな目標を設定するには、ちょうどよいタイミングです。また、至極当然のことですが、この一年間の練習日誌やマラソンでの記録やラップタイム等をよく分析し、新しいシーズンに活かしてほしいと思います。特に、この一年間で自己記録の更新を何度も達成した人ほど、実績の数値(記録)を細かく分析し、新年度も引き続き好調をキープしていけるようにしましょう。

では、具体的に4月からのトレーニングは何を実施していけば良いのでしょうか?

もちろん、4月や5月のマラソンを目指している人は、引き続きマラソンに向けたトレーニングを継続していく必要があります。しかし、マラソンもひと段落し、次のマラソンは秋からと考えている人は、約半年間ものブランクができてしまいます・・・。

そこで、一年間のスタートを4月と考えた場合、秋まではどのようなトレーニングの流れにし、どのようなレースを目標にしていくことが効果的なのかを考えていく必要があります。このように、一年間をトレーニングの流れや内容をベースに、ある一定期間毎に区切って考えていく方法を「期分け(※)」と言います。※呼び方や言い方については様々で、特に決まりはありません。

実は、このブログでも既に「マラソンシリーズ」で、この期分けの考え方をベースに、トレーニングの流れや内容を考えてきました。次回からは、一般的にマラソン期がひと段落する3月末以降、すなわち4月からはじまる新年度の具体的なトレーニングを期分けして考えていきます。

また、これからの季節は、気温や湿度も一気に高くなっていきます。屋外スポーツの原点とも言えるランニングを継続していくには、とても厳しい季節になってくるとも言えます。もちろん、そう言った点も加味しながら具体的なトレーニングや目標とするレースを模索していきたいと思います。

まずは、新年度の四半期にあたる4月から6月のトレーニングやレースについて考えていきます。

ブログ再スタート!

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新年明けましておめでとうございます!

毎年のことながら年末年始の連休もアッと言う間に終ってしまいました・・・。また、連休中は予定どおりの走りこみは実施できたでしょうか?

私は例年同様、千葉県富津市において、年末合宿を実施しました。今回は天候にも恵まれ、練習計画を全く修正することなく無事に終えることができました。そして今回も、普段ゆっくり話しをする機会の少ない仲間たちとも親睦を深めることができ、一年分のパワーを蓄えることもできました。

さらに、毎年恒例となっている元日のニューイヤー駅伝、2日からの箱根駅伝と、テレビの前にクギ付けになったのは、私だけではなかったと思いますが、いかがだったでしょうか。そしてこの後も、毎週末のように駅伝大会やマラソン大会がテレビ中継されます。もちろんそれらは、私たちにランニングの感動や素晴らしさを余すことなく伝えてくれます。

一方で、せっかくの貴重な練習時間をテレビ観戦にとられてしまうことも間々あり、この時期の休日練習は強い意志も必要かもしれませんね(笑)。

さて、今年も「安田享平のランニングライフ」を、週に1回程度のペースで更新していきます。内容はもちろんランニングに関することが中心となりますが、よくある専門的な話しより、私自身がこれまで経験したことや、日々の練習会等で感じたことを中心に伝えることができればと考えています。

また、このブログでも何度か記載しましたが、ランニングは道具を使うスポーツではありません。そのため、技術的な部分が極端に少ないスポーツでもあります。それは逆に、ランナーの数だけトレーニング方法があるとも言えます。つまり全ての基本となるのは、皆さんが日々継続している練習やマラソンを走った経験であり、それが個々のトレーニング理論の原点であると考えます。

そんな視点からも、これからこのブログに記載していくことは、皆さんの体験とリンクする部分をヒントにしてほしいと思います・・・。

最後になりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。

新・安田享平のランニングライフ

2010年、チャンピオンのランニングシューズを展開します。
それに伴い、「安田享平のランニングライフ」を新たにスタートします。
ブルックス公式ブログから引き続きご覧頂いている方々はもちろん、
新しくご覧頂く方へも、トレーニング方法、大会秘話、、ランニングのコツ、
チャンピオンシューズの履き心地など、ランニングの魅力を存分に
お伝えしていくつもりです。
毎週のコンテンツ更新をお楽しみに待っていてください。

ブログ新たに

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今や世界的ビッグイベントとなった「ホノルルマラソン」も盛大に終わったようです。もちろん、国内でも各種マラソン大会が途切れ目なく開催されております。

そして、これから年末年始にかけて、大きな駅伝大会が目白押しです。また、毎週のようにテレビ中継もされます。あらためて日本には、ランニングを愛する人が多いと実感します。もちろん、私もその一人であり、その楽しさを共有できることを幸せに感じます。

このブログもそんな気持ちからスタートし、今回で88号になりました。当初は、直ぐに走るネタが尽き、毎週必ず更新していくことが、とても苦痛でした(笑)。しかし、自分自身の中で27年以上も継続してきたランニングについて、深く考える絶好の機会にもなりました。そしてその結果、マラソンや駅伝をとらえる視点も以前とは少し変わってきたようにも感じます。同時に、今後はもっともっと視野を広げていかなければとも、強く感じている次第です。

さて、突然のことですが、皆様にお知らせがございます。それは、ブルックスとしての公式ブログは、今回で終了となります・・・。

しかし、関係各位のご尽力により、2010年1月から、新たに「チャンピオンブランド」で、このブログを継続していくことになりました。

実は、チャンピオンでは、新たなランニングシューズを開発しました。それは、アサヒコーポレーションが長年培ってきた「日本人の足に合った靴作り」のコンセプトを引き継いだ新しいシューズになります。

来年からの新しいブログでも、この新しいシューズについて、積極的に取り上げていきます。もちろん、私自身にとっても楽しみであります。そして、これまで以上に、ランニングを様々な角度から一緒に考えていけるようなブログにしていきます。

最後になりましたが、これまでたくさんの方々にご愛読いただき、ありがとうございました。※毎月5万以上のアクセスでした。

そして、2010年からもよろしくお願い申し上げます!

マラソン道

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12月6日(日)、第71回奥多摩渓谷駅伝競走大会が東京で開催されました。この駅伝は、正月恒例の箱根駅伝の次に歴史と伝統のある大会です。※昭和11年に第1回が開催。途中、戦争のため3回ほど中断したが、今年もそのタスキは受け継がれました。

私がコーチする女子選手たち(AC・KITA/市民ランナー)も4区間12kで競う女子の部に参戦しました。実は、昨年まで2連覇を達成しており、今年は3連覇を目指しました・・・。結果は、国士舘大学に29秒差で敗れ、惜しくも2位。しかし、この駅伝大会のひと区間距離は、2.3kから3.6kと、マラソンとは対極に位置する短い距離です。また、競い合うチームも高校生や大学生と、その短い距離を専門とする若い選手がほとんどです。そんな状況の 中、私の選手たちは、毎年11月のマラソンを走ったあと、短期調整でこの駅伝大会をキッチリと走ります。

同じく6日(日)は、第63回福岡国際マラソン大会が福岡で開催されました。既に各メディアで報道されているとおり、日本人選手は厳しい結果となりました。そして、それらに対する評価も様々でした。もちろん、私は偉そうにコメントできるほどの立場ではありません。しかし、各種駅伝大会との日程的な調整が難しくなってきた結果、選手たちがこの大会に挑戦すること自体も難しくなったと、感じました。もちろん、他にも諸事情が複雑に絡み合っているのでしょ うが・・・。

一方で、駅伝を中心に何年も頑張ってきた選手たちのほとんどが、その段階で既にバーンアウトしている傾向にあります。そのため、そのあとにマラソンと言う山をあらためて目指すことは、肉体的にも精神的にもかなり厳しい状況に見受けられます。

さて、今更ながら長距離とひとくちに言っても、トラックレース、駅伝、ハーフマラソンと距離や内容は様々です。しかし、その最高峰に位置しているのは、間違いなくマラソンです。そして、そのマラソンを単純に駅伝の延長感覚で走りきることは、かなり困難と言うよりほぼ不可能と考えます。しかし、マラソンを安定して走れるようになった選手は、駅伝もキッチリと走れます。残念ながら、その逆はほとんどありません。少なくとも私自身は、これまでの経験からそう感じます。

ところが、マラソンを走れる選手を育成していくには、実業団選手(プロ)であろうと、市民ランナーであろうと、膨大な時間と手間がかかります。それは同時に、選手にも指導者にも忍耐と我慢が必要不可欠なことを意味しています。この点については、今後あらたなトレーニング方法や理論が確立されたとしても、決して変わることはないでしょう・・・。

マラソンは誰でも気楽にはじめられる身近なスポーツです。同時に、忍耐と我慢を伴う過酷なスポーツです。そのどちらもが、マラソンの魅力です。それはまさに、駅伝やトラックレースとは違う「マラソン道」があるからだと、私は思うのです。

来年に向かって!

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今年も早いもので、残り1ヵ月をきりました。皆さんにとってどんな1年だったでしょうか?

さて、先月から本格的なマラソンシーズンが開幕し、今月も全国各地でマラソン大会が多数開催されます。私がコーチする選手(市民ランナー)たちも先月開催された「横浜国際女子マラソン大会」を皮切りに、「つくばマラソン大会」、「大田原マラソン大会」、「河口湖マラソン大会」と、それぞれの目指してきた大会に出走しました。その結果、目標どおりの自己新記録を達成した選手、残念ながら後半大きく失速してしまった選手もいました。※下記は自己記録を更新した選手です。

◆横浜国際女子マラソン大会).M・Y女子選手/2時間52分46秒(自己新・△1分33秒)。◆つくばマラソン大会).Y・H男子選手/2時間38分23秒(自己新・△1分32秒)、K・Y女子選手/3時間26分55秒(自己新・△11分26秒)。◆河口湖マラソン大会).N・T男子選手/2時間49分57秒(自己新・△6分51秒)。

毎度のことですが、マラソン大会後はコーチとして様々なことを反省し、多くのことを学ぶ機会にもなります。そして、それら全てを受け入れた後、素早く気持ちを切り替え、次のマラソン大会を目指せる体制に戻すことが、とても重要になります。

私のコーチする選手たちが次に目指すのは、2月から3月のマラソン大会です。これからじっくり走り込んでいくには、やはり時間が足りません。しかし、11月のマラソン大会までに走り込みを継続してきているので、それほど神経質になる必要もありません。

ところが逆に、これから年末年始にかけ、市民ランナーたちの練習環境を取り巻く状況は、とても厳しくなります。それは、ほとんどの人たちが対象となる、「忘年会」、「大掃除」、「年末年始(帰省)」、「新年会」、・・・等々のイベントが目白押しになるからです。

つまり、休日にポイントを置いたトレーニングが中心となっている多くの市民ランナーたちにとって、重要な休日がそれらのイベントに取られる可能性が高くなるのです。同時に、生活リズムや食生活も大きく乱れやすくなり、体調管理も難しくなる傾向が強くなってきます。

それらの問題に対応するため、私がコーチする選手たちは、今年も年末合宿を実施します。もちろん、日々の練習についても具体的な内容を早い段階で明確にし、可能な限り他の用事とバッティングしないように調整していきます。※具体的な対処方法については、2008年12月29日にアップした「年末年始」を参考にして下さい。

と、言いながら1年に1回の忘年会や年末年始であることは、間違いありません。マラソントレーニングも年末年始のイベントも、どちらも大切にしたい人が多いのは事実でしょう(笑)。最終的に何を優先していくのかは、当然のことながら各自の判断です。※この優先順位をつける決断と判断こそが、重要なポイントです。

その結果、それぞれが悔いのない充実した年末年始になることと、来年1月からのマラソンシーズンで感動と達成感を、再び手にすることを願っております。

EnjoyRunning・3

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EnjoyRunning:マラソン大会で完走を目指している人(7時間以内)。

前回に引き続き、「普通の歩きと早歩きを交互に繰り返すウォーキング」の話です。

はじめに、マラソン大会で完走を目指すのにウォーキング?・・・と、疑問に感じた人も多いのではと思います。実は、これには訳があります。

はじめてランニングに挑戦する人の中には、適度な運動習慣や経験のある人と、無い人とが必ずいます。特に、運動習慣の無い人の場合、傾向的に体重の重たい人が多い・・・。そして、そんな人が、いきなりランニングをはじめると、ほぼ間違いなく膝を痛めます。しかも、はじめたその日から・・・。これでは、どんなに意欲があったとしても、嫌になり継続できません。

そんなことを防止するためにも、まずはウォーキングからはじめるのです。具体的には、最初の10分間を普通に歩き、次の5分間を早歩きし、それを1セットとします。そして、それを2セット、つまり30分間動き続けることからはじめます。※ウォーキング前後の体操やストレッチ等の話は割愛していますが、各自で10分程度、膝や足首周辺の関節や筋肉を中心に実施するようにしましょう。

そして、次の階段として、10分間普通歩きと5分間早歩きのセットを3セット以上連続で実施することを目標にし、60分間動き続けることを目指します。もちろん、今日2セットできたので、明日は3セット・・・と言うように、一気に負荷を上げていくことは膝を痛める原因ともなりますので、ご法度です。最短でも1ヵ月から2ヵ月程度の時間をかけ、少しずつ時間をのばしていくようにしましょう。

60分間連続で動き続けられるようになったら、更にウォーキング時間を・・・。と考えますが、時間はそのまま60分間とし、その強度を上げていくようにします。具体的には、早歩きの時間を増やしていきます。まずは、10分間の普通歩きを9分間に短縮し、早歩きを6分間にのばします。このように、1セット15分間の中で、早歩きの時間を少しずつ長くしながら強度をあげていくのです。

実はこれについても、60分間動き続けることを目指したときと同じで、一気に早歩きの時間を増やさないように注意しましょう。やはり、1ヵ月から2ヵ月程度の時間をかけ、少しずつ早歩きの時間を長くしていき、最終的には60分連続の早歩きを目標にします。もちろんその頃には、ランニングに適した体型へと変化していくはずです・・・。

マラソンは、土台(基礎体力)となる部分が大切です。マラソン大会での完走を目指す人も最終的には、このようにウォーキングで鍛えた土台がしっかりと構築されているかどうかが、大きなカギとなってきます。※怪我や故障防止にもなります。

まずは、焦らずじっくりとウォーキングを継続し、完走を目指すために必要な土台(基礎体力)を、しっかりと構築していきましょう。

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