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ブラインドマラソン

MGCへ

【MGCへ】3月10日は、名古屋ウィメンズマラソン、びわ湖毎日マラソンと国内最高峰相当の大会が同日開催されました。これで、東京五輪マラソン最終選考大会となるMGCの出場権を獲得できる国内の主な大会はひと段落つきました。

既にマスコミ関係で報道されているとおり、低迷していた日本マラソン界の底上げに大きな成果を残し、東京五輪での活躍も期待できる選手たちが多数登場してきたと思います。

そして、何よりもマラソン出場に対する考え方が相当変わったと感じました。具体的には、実業団選手をはじめエリートと呼ばれている選手たちが、短期間で複数のマラソンに挑戦する姿が当たり前になり、そのことに異を唱える専門家も少なくなったことです。

短期間で何本もレースを走り、そのスタイルを確立した選手としては、川内優輝選手が圧倒的な存在感を示しています。もちろん、週末ごとに実績を積み重ねることで実力も屈指の存在となっているのは言うまでもありません。

また、いつの時代もトレーニングの質と量については議論されていますが、最も質の高いトレーニングはレース(実戦)です。つまり、レースに出場することは、最も質の高いトレーニングを実施していることになります。

ところが、レースを短期間で連戦すると、多くの選手は肉体的な疲労より、精神面のストレスやプレッシャーにギブアップし、まともにレースを走れなくなってしまうケースが圧倒的に多いのも事実です。だからこそ、トレーニングではレース(質)に見合う量を求めるのかもしれません。

しかし、このMGCが発表されてからは、実業団選手の中にもなりふり構わず何度でもマラソンに挑戦する選手が多数見られるようになったと感じます。それは単にMGC出場権にチャレンジしているというより、あえて苦しい状況に追い込まれても、何度でも挑戦していくマラソン選手としての意識改革も浸透してきたのかもしれません。

そんな洗練された選手たちが集結する9月のMGCは…。

見極め

【見皺め】先日の2月15日(金)から2月18日(月)の日程で、日本ブライドマラソン協会主催の強化合宿を実施しました。場所は拠点にしている千葉県富津市富津公園です。

前回、このブログで紹介したとおり、富津公園内の道路は工事を実施していますが、何とか往復コースをつくって距離走やスピードトレーニングを実施しました。

さて、今年の4月にロンドンマラソンが開催されますが、同大会においてWPAマラソン世界選手権も実施されることが決定しました。また、今月3日に開催された別大マラソンが最終代表選考大会となっていたので、既に代表派遣選手も決定しました。

今回の合宿は、その別大マラソンで優勝し、代表選手に選出された堀越選手(男子)と道下選手(女子)も参加しました。別大マラソンから2週間後の強化合宿でしたが、特に問題なく元気に走り込んでいました。

あらためて、あるマラソンを完走した後、次のマラソンまでの期間はどの程度必要なのかについてですが、専門的な見解から選手ごとの経験則までと、実に様々な考え方が存在します。特に、専門的な見解の多くは、回復期間を要するので、短期間でのマラソン出場は否定的な意見が支配的です。

一方、経験則は、まさに個々の経験や走力によって様々であり、翌週に次のマラソンを走る強者から経験則が専門的な見解に近くなっている方までと、実に幅広い考え方や実績があります。

しかし、近年はランナーを取り巻く環境も大きく変化しており、身体のメンテ方法(治療や補強など)、更には栄養面やシューズなどは大きく進化しています。つまり、ひと昔前の常識が通用しにくい面があるのも事実なのです。

また、いつの時代も常識を打ち破って活躍するランナーは存在するので、様々な情報や意見に翻弄される必要はありません。大切な点は、次のマラソンに挑むための目的やモチベーションをいかに高められるか否かです。

つまり、次のマラソンに向け、自ら高いモチベーションを再構築できる期間が短い方は、何度でもマラソンに挑戦できる可能性が高まります。それが苦手な方は、一定のリフレッシュ期間が必要になります。特に、この時期は自分自身がどのタイプなのかを見極めておくことは大切です。

もちろん、いつの時代も怪我や故障防止は何よりも優先されます。

別大マラソン

【別大マラソン】第68回別大マラソン大会が2月3日に開催されましたが、今年の大会ほど天気予報が外れたケースは記憶にありません。

数日前からの天気予報は、南寄りの風が強く、気温も17度前後と、マラソンにとっては厳しいものでした。更に、当日の朝の天気予報も、厳しいコンディションになるのは間違いない予報でした。

大会当日、スタート地点のうみたまごに到着したのは9時30分。この時点では天気予報と違い、曇りで肌寒く感じました。果たして、12時00分スタート時の天気は、「晴れ、気温12度、湿度62%、北北東の風1.5m」と見事に天気予報は外れ、逆に絶好のコンディションとなったのです。

レース結果は、日本男子3選手が2時間10分を突破し、MGCの切符を手にしていました。また、同時開催いただいた「第19回日本視覚障がい男子マラソン選手権大会」においても、自己記録達成者が多数でました。

一方で、目標タイムを達成できなかった選手もおり、コーチとして反省する点も多かった大会でした。特に、昨年の11月から12月にマラソンを走り、この別大マラソンを目指してきた選手たちの調整については、しっかりと振り返ります。

また、日本人トップでゴールしたのは二岡選手でしたが、閉会式後にたまたま話す機会がありました。日々のトレーニングについて伺うと、誰もが実施しているインターバルトレーニングや距離走は至ってシンプルで特別なものはなく、自らの強い意志で、愚直に継続している印象を強く受けました。

同時に、そのことを話す姿は悲壮感がなく爽やかで、モノのとらえ方や考え方はとても好感がもてました。二岡選手とは短い会話でしたが、何か忘れていたことを考えさせられる時間でした。

さて、来年の東京パラリンピックに向け、最重要大会のひとつである世界選手権マラソン大会が、4月のロンドンマラソンで開催されることが決定しました。視覚障がい選手たちにとって、次の目標はその大会になります。

引き続き、日々のトレーニングを愚直に継続していきます。

大阪国際女子マラソン

【大阪国際女子マラソン】先日の1月27日に大阪国際女子マラソンが開催されました。結果については既にご存知のとおりです。また、記録的な評価も既に報道されているとおりです。

さて、今年は私も現地入りし、沿道で選手たちを応援しました。やはりテレビ観戦と違い、激走する選手たちの姿に感動しました。また、今年は風が冷たく、ゴール後に「後半の寒風に失速した」とコメントしている選手が多かったように感じました。

そこで何気なく、今年の大会も含めた過去5年間の上位50位までの記録を調べてみました。具体的な項目は上位50位までの「1.中間地点の平均記録、2.ゴールの平均記録、3.後半の失速率(%)」です。

更に、「4.ネガティブスプリット(後半ペースアップ)、5.ポジティブスプリット(後半の落差が5%未満)、6.失速(後半の落差が5%以上)」の各割合(%)です。

過去5年間の上記した1から6までの項目順に並べて記載すると次のようになりました。

2019年:1時間18分57秒、2時間41分47秒、4.91%、10%、54%、36%。
2018年:1時間19分22秒、2時間42分36秒、4.89%、16%、42%、42%。
2017年:1時間18分02秒、2時間39分37秒、4.56%、10%、46%、44%。
2016年:1時間20分18秒、2時間44分56秒、5.39%、10%、42%、48%。
2015年:1時間21分16秒、2時間46分56秒、5.42%、12%、44%、44%。

以上のようになりましたが、どのように考察するかは、もちろん自由です。しかし、今年の大会は過去の大会と比較しても失速を最小限に抑えながらゴールできていたのは間違いありません。これは、ゴール後に完走した選手たちのコメントとは若干違います。

また、上記データの元になったリザルトからは、女性市民ランナーの走力が確実にアップしていることがよくわかります。更に、自分の走力に見合ったペース配分で最後まで走り切る能力も年々高くなっているように感じました。

女子マラソンもそろそろ新しいヒロインが登場するのかもしれません。

再びマラソンへ

【再びマラソンへ】正月のニューイヤー駅伝、箱根駅伝からはじまり、都道府県対抗の男女駅伝と、全国規模の駅伝大会がひと段落したでしょうか。

そして、いよいよ今年度後半のマラソンシーズンに入っていきます。口火を切るのは、大阪国際女子マラソンとなりますが、来年の東京五輪を目指したレベルの高い戦いになるのは必至でしょうか。

同大会には、富津合同マラソン練習会で一緒に切磋琢磨している仲間からも多数出場します。そして、毎年のことですが、今年度も猛暑の夏から本格的な走り込みを開始し、切磋琢磨しながらここまで積み上げてきました。

先日の富津合同マラソン練習会においても、大阪国際女子マラソンを走る方々は最後のペース走をそれぞれの設定タイムでしっかりと走り切っていました。皆さんの快走を期待します。

また、その翌週は伝統の別大マラソンが開催されます。こちらにも多数出場予定ですが、同様に仕上がりも順調です。好調なときほど、風邪や体調不良に注意し、最後まで気を引き締めて調整してほしいと思います。

もちろん、1月末から2月にかけては、各地でマラソン大会が目白押しになるので、出走するどのランナーも目標の記録を目指し、走り込みの成果を出し切ってほしいと願っております。

さて、3月開催にスライドとなった今年の東京マラソンに出場する男女のエリートランナーが発表されました。特に、男子は今年も世界から記録を狙うトップランナーたちが集結していますが、実は国内のエリート枠で出場する男子選手の参加数が年々増加しています。

つまり、日本トップクラスの男子長距離選手たちの目標や意識もマラソンに移ってきており、男子トップ選手たちの間にも一種の「マラソンブーム」が到来している感じさえします。と、いったらいい過ぎでしょうか。個人的には、そんな感じを受けます。

今年度後半のマラソンシーズンでどんな選手が抜け出し、どんな記録を叩き出すのか?

いちマラソンファンとして大いに期待したいと思います。

あれから5年

【あれから5年】2019年がスタートしましたが、今年の日本ブラインドマラソン協会主催の強化合宿は、1月11日(金)から開始しました。東京パラリンピックもいよいよ来年となりましたが、どの選手にもチャンスはあり、どの選手も悔いのない走り込みを積み重ねてほしいと願っております。

さて、今のような本格的な強化合宿を開始したのは、2005年度からです。オリンピックと比較すると、強化の歴史は圧倒的に浅いですが、世界に向ける情熱はオリンピック選手には負けません。

特に、視覚障がいマラソン女子の強化は、2014年度からスタートしました。そして、パラリンピックの公式種目になったのも2016年のリオデジャネイロパラリンピックからと、まさにこれからの種目です。

2014年度に女子の強化を開始した当時は、選手を集めるのにとても苦労し、3時間40分を突破するのがやっとという選手ばかりでした。年齢も40代から50代ばかりで、「これを日本代表の強化指定選手といえるのか?」と誰もが疑問に感じたのも事実です。

あれから5年経過しましたが、実は強化指定選手のメンバーはほとんど変わっていません。つまり、発足当時から全選手が平等に5つ歳を重ねたわけで、主力選手は40代から50代、更に60代と、正真正銘の高齢化となっております。

ところが、驚くことにその女子強化指定選手たちの自己記録は、この5年間で全員が更新しているのです。いまでは、ほぼ全選手が3時間20分を突破し、合宿や日々走り込む姿勢や意欲は20代の実業団選手たちに引けをとりません。

「継続は力なり」といいますが、まさにそれを実行しています。もはや強化合宿中に年齢のことを話題にしたり、言い訳にする選手も、年齢を指摘するスタッフもいなくなりました。

2月の別大マラソンは視覚障がい男子マラソンの日本選手権も兼ねておりますが、その別大マラソンに女子強化指定選手も全員がエントリーしました。日本選手権を兼ねていない女子選手の方が意欲的ともいえます。

男子選手以上に、熱い女性の戦いに期待したいと思います。

暑さ対策?

【暑さ対策?】伝統の福岡国際マラソン選手権大会が、12月2日に開催されました。結果はご存知のとおり、服部選手が35k過ぎからペースを上げ、見事に初優勝しました。

当日は朝から気温が高く、スタート時の気温は20度を超える記録的な厳しいコンディションとなりました。案の定、中間点を過ぎたころからどの選手も暑さに体力を奪われ、失速する選手が続出していました。

それだけに優勝した服部選手の強さが際立っていました。また、服部選手は自分自身で発汗が多いとコメントしていましたが、まるで当日の気温を予言していたかのような見事な給水対策を実施していました。

具体的には、2本のスペシャルボトルを紐で結び、落とさないよう首にかけられる工夫です。これにより、持ちながら飲む負担軽減と、ボトルを取った後はどの選手よりも時間をかけてゆっくり飲んだり、身体にかけたりと準備したスペシャルドリンクを無駄なく摂取できていました。

私はマラソンを何十年も見てきましたが、こんな給水方法を見たのは初めてでした。もちろん、昔からあったのかもしれませんが、それを実行に移した服部選手の着眼点には驚きました。給水を見て感動したマラソンはこれが初めてかもしれません。

更に、優勝後に報道された服部選手のコメントを拝読すると、意外なことに40k走とロングジョグを軸にした日本伝統のマラソントレーニングを実施してきたとのことでした。服部選手は、箱根駅伝の2区で区間賞を獲得するような選手だっただけに、もっとスピード重視の取り組みかと思いきや…。

私は、どの選手のトレーニングが優れているとかの評価ができるような立場ではありませんが、福岡国際マラソンでの給水対策や福岡国際マラソンに向けた走り込みは、服部選手のぶれない心の強さを感じました。

何かと情報が飛び交い、何でも知ることや手にできる時代ですが、マラソンは周りに惑わされることなく、常に自分自身とじっくりと向き合った選手だけが栄光をつかむ。今も昔もシンプルで厳しい競技であり、逆にチャンスは平等にある競技と、あらためて感じた今回の福岡国際マラソン選手権大会でした。

ピーキング

【ピーキング】11月18日は東京学芸大学記録会が開催され、IPC公認・視覚障がい男女1500mと同男子5000mを実施いただきました。まずは、IPC公認のためご尽力いただいた関係者の皆様に御礼申し上げます。

主な結果は、男子T11クラスの和田選手が、1500mと5000mの両種目ともに今シーズンベスト記録をマーク。特に、5000mはアジア新記録でした。また、先日のアジアパラで金メダルを獲得した男子T12クラスの堀越選手も、5000mで今シーズンのベスト記録をマークしました。

さて、パラリンピックを目指す選手は、オリンピック同様に参加標準記録が設定されており、まずはその記録を突破する必要があります。ところが、オリンピックと違う点は、日本陸連公認の大会や記録会などで記録を残しても、その大会や記録会がIPC公認としての諸条件を満たしていなければ、その記録はパラリンピック出場として公認されません。

つまり、日本陸連公認がそのままパラリンピックに出場するためのIPC公認記録にはならないのです。詳細は割愛しますが、このIPC公認大会にするためには手続きや準備が必要で、なおかつ誰もが簡単にできるものではありません。

そのため、パラリンピックを目指す陸上選手は、オリンピックを目指す選手と比較した場合、記録を狙う機会が極端に少なくなります。今回の東京学芸大学記録会は、ブラインド選手にとっては記録を狙える貴重な機会となりました。

今回、各選手は記録を狙うために調整してきましたが、狙った記録を達成できなかった選手の方が多かったのは残念でした。もちろん、単に調子が悪かったと言う選手はいませんでしたが、この記録会に調子を合わせることができなかったのです。

前述したとおり、単に日本陸連公認の記録会に出場してもIPC公認扱いにはなりませんが、ブラインド選手たちは一般の記録会にも積極的に参加しています。実は、今回の記録会前に調整として出場した日本陸連公認の記録会において好記録をマークした選手も多数いました。

しかし今回、明らかに調子のピークがずれ、残念ながらピーキングを失敗した選手が多かったのです。パラリンピックを目指す選手は、数少ないIPC公認大会において記録を残すことが必須で、単に調整で出場した日本陸連公認の大会や記録会で世界記録をマークしてもIPC公認条件を満たしていなければ記録は無効になります。

一般陸上関係者の皆様には、とてもわかり難いシステムですが、大は小を兼ねないのがパラリンピックの世界でもあります。今回の記録会を、ピーキングについて再構築する良い機会にしていきます。

シーズン突入

【シーズン突入】本格的な駅伝・マラソンシーズンに突入し、私の地元でもある千葉県富津市富津公園においては、箱根駅伝出場大学や実業団チームが連日合宿に訪れています。

日本ブラインドマラソン協会主催の強化合宿も、来年3月まではここ富津公園を拠点に強化合宿を重ねていきます。そして、先日の11月2日からも、この富津公園で強化合宿を実施しました。

もちろん、実施内容は走り込みがメインですが、12月に開催される防府読売マラソン(兼日本視覚障がい女子マラソン選手権)に出場する選手たちにとっては、特に重要な強化合宿となりました。

昨年12月の防府読売マラソンにおいては、女子選手を中心に自己記録を更新する選手が多く、昨年の強化合宿においてもよく走り込めていました。しかし、今年は記録的猛暑の影響もあり、夏の走り込みが思うように積めなかった選手もいました。そんな影響で、今回の強化合宿も少し懸念していましたが、大きく逸脱している選手はいませんでした。

強化合宿のメイントレーニングは、合宿3日目に実施した40k走です。もちろん、設定タイムや距離は選手個々に微調整して走らせるので、全選手が同じではありません。また、見た目の設定タイムが速いからと言って、その選手が好調かと言えば、決してそうではありません。

この点は、実業団選手も箱根選手も同じです。どの大会を目標にし、どの程度の記録を目指すかは個々に違うため、強化合宿で走っている選手たちのタイムやその動きがそのまま大会に反映されるか否かはイコールではありません。

同時に、ここの見極めや判断は何度経験しても難しい点です。また、どの選手も不調なときは、必要以上に周りの選手と自分を比較する傾向が強いものです。したがって、こちらが思っている以上に落ち込んでいるケースが多いのです。

逆に、好調なときは設定タイムや決めた距離以上に走ろうとします。その結果、怪我や故障につながるケースが多いのも事実です。そして、合宿中は必ず好不調な選手が同居するので、そこが最も難しい点にもなります。

いろいろとありますが、今シーズンも陰ながらサポートしていきます。

アジアパラで

【アジアパラで】インドネシア・ジャカルタで開催されたアジアパラ競技大会は閉幕し、無事に帰国しました。まずは、たくさんのご声援を選手たちに頂き、あらためて御礼申し上げます。

日本ブラインドマラソン協会の強化指定選手からは、男女6名の選手が日本代表選手として同大会に出場しました。我々は、10月3日にジャカルタ入りして現地調整し、レースは8日の女子1500m、11日の男子1500m。そして、12日の男子5000mに出場しました。

8日に実施されたT12/13クラス女子1500mに出場した松本選手は、5分17秒98の日本新・自己新をマークしましたが、残念ながらメダル獲得には届きませんでした。松本選手は専門種目外でしたが、400mにも出場し、68秒45の自己新をマーク。初の国際大会出場でしたが、臆さず力を出し切る内容でした。

さて、ジャカルタの気温は、日中は35度から37度でカラッとしていますが、日差しが強いので中長距離種目にとっては過酷なコンディションです。もちろん、日が沈んだ後も気温は30度以上あり、湿度が60%前後と今度は蒸し暑くなります。

11日の19時以降も同様の過酷なコンディションが続き、その中で男子1500mが実施されました。T11クラスには3選手が出場し、和田選手が銀メダル、唐澤選手が銅メダル、谷口選手が5位。T12/13クラスには堀越選手が出場し、銅メダルと粘りの走りで両クラスともメダルを獲得しました。

翌日の5000mも18時以降に実施されましたが、やはり32度・湿度65%(手元)と、過酷なコンディションの中、サバイバルレースとなりました。

T11クラスは、日本の3選手が前日以上の粘りを見せ、唐澤選手が金メダル、和田選手が銀メダル。そして、谷口選手も銅メダルと表彰台を独占することができました。続くT12/13クラスは、堀越選手が満を持して残り2000mからのロングスパート。一気に独走態勢に持ち込み、見事2連覇となる金メダルを獲得。

選手とガイドは、これまで蓄積してきた経験やノウハウを存分に活かしたピーキングで、しっかりと結果を残してくれました。

帰国後は、ロードでの走り込みにシフトしていき、今回の結果をマラソンに反映させていきます。目指すは2年後の東京パラですが、今年は2度目の夏を今回のアジアパラで経験できたことで、貴重な夏のデータをもうひとつ積み上げることができました。

引き続き、選手への絶大なるご声援をお願い申し上げます。

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